50代 イクメン SUNNY PAPA はテレキャスター(ギター)が好き!

guitar

下手の横好きとは、良く言ったもので、SUNNY PAPA は、
ロクに弾けないのにギターが好きなのです。
そこで、愛機を紹介したいと思います。

Fender USA American Vintage
52 Telecaster

かっこいい!

名器 52年 テレキャスターのリイシューモデルです!
色は、お決まりの、バタースコッチブロンド。
本物は、かるく3桁万円です!!!が、
USA製の リイシューモデルなので、
常識的な価格です。
3年前2017年に購入したのですが、
たしか、20万円以下だったと
記憶しています。
スペックとしては

Body : Ash
Neck : Maple 1pc
Fingerboard : Maple
Pickup : American Vintage Tele Single-Coil ×2

この時期のモデルの特徴として、
Flash Coat Lacquerによる極薄の塗装がなされている
そうです。
木材の鳴りを最大限活かす為ですね!
実際、極薄で、買って早々、ぶつけたのでは無く、
硬いものの上に置いただけで、
部分的に、塗装がはがれてしまいました!(ショック!)
写真では、分かりにくいのですが、木目がうっすら
透けて見えます。

テレキャスは、ROCKか?

テレキャスターって、独特な歯切れの良いサウンドが
特徴で、キース リチャーズ・ジミー ペイジ
ジョージ ハリソン・ジョー ストラマー 等
名前が挙げきれない程、
数々のロックスターが愛用しているので、
ロックなイメージが強いですよね!

あれ?けど、 変だと思いません?

テレキャスターは、1952年のデビューです。
1954年 エルビス プレスリー
1962年 ビートルズ
1963年 ローリングストーンズ
に、それぞれデビューしています。
つまり、プレスリー以降 世界を席巻していく
ロックブームは、テレキャスター デビュー後に
起こる訳です。
ちなみに、1952年のビルボードランキング
TOP10は、下記の通りです。

1952年 ビルボード 年間TOP10ランキング

1位のルロイ アンダーソンは、
「アメリカ軽音楽の巨匠」と言われ、
「ブルータンゴ」は、器楽曲で初めて、
ミリオンセラーになったそうです。
1953年 アンダーソンの曲は、
全米のオーケストラで最も演奏されたとのことです・・・。

器楽曲???
オーケストラ???

乱暴に言うと、私達がイメージする吹奏楽の様な
楽曲が年間1位になっているのです。

ギターなんか出てきません。
ましてや、エレキギターなんぞ、全く出てきません。(苦笑)

つまり、テレキャスターは、ロックをイメージして
設計されたものでは無いということです。

いつか、テレキャスター でJAZZを
弾けるようになりたい!

では、テレキャスターは、どんな用途をイメージして
開発されたのか・・・

ずばり・・・テレビ映えするエレキギターです!
なんのコッチャ?・・・ですね。

テレキャスターは、世界で初めて量産化されたソリッドボディの
エレキギターです。
それまでも、エレキギターはありましたが、
基本的に、フルアコと言われるものです。

こんな感じ・・・

こんな感じのです。
ものすごく、おおざっぱに言うと、
アコースティックギターにマイクを付けたものが主流でした。
フルアコは、アコースティックギターの音色を再現するのには、
適していましたが、アンプで増幅させる際のハウリングが、
大きな課題でした。
音楽の大衆化が進み、コンサート 等で、ギターも他の楽器との
共演が増える中、アンプへのプラグインは必須となっていました。
また、当時 テレビの放映は、ほとんどが生放送です。
より、ハウリングに強いエレキギターが望まれていたのです。
そんな時代背景の中、誕生したのが、
テレキャスターです。
ボディをソリッド(空洞ではない)にしたことで、
ハウリングの懸念を劇的に低減できたのです。

また、バタースコッチブロンド って少し変わった色だと思いません?
いきなり、この色をチョイスしてギターを作ろう!とは思いませんよね?
この色には理由があります。
当時のテレビは、モノクロです。そう白黒ですね・・・
モノクロの画像で、ナチュラル 等の白っぽいギターだと、
発色しすぎて、見えづらく、サンバーストの様な濃い色だと、
沈みすぎてしまったそうです。
そんな中、モノクロ画像でもくっきり存在感が出る色が、
このバタースコッチブロンドだったそうです。
つまり、モノクロ画像で映し出すことを前提に開発された
色なんですね!

Telecaster の Tele は、Television の Tele
まさに、テレビ時代到来に応じたエレキギターだった訳です。

また、当時のアメリカの大衆音楽の主流は、
カントリー、そして、ジャズから派生する音楽でした。
なので、テレキャスターは、ブリッジでは、カントリー、
ネックでは、ジャズ に対応できる様に開発されています。
我々のイメージする、歯切れの好いギターサウンドは、
まさに、ブリッジの音色なんですね。
そして、ネックでは、甘い太い音がでます。
トーンを絞るとまさに、ジャズトーンです!

テレキャスターは、現在もラインナップされている
超ロングセラーギターなので、
それぞれの時代によって、個性が違いますが、
この52年モデルは、私が持っている、
リイシューモデルでも、その傾向が強いです。

いつか、このテレキャスターで、甘いジャズサウンドを、
奏でられるようになりたいと思っている、
SANNY PAPAなのでした(苦笑)。

それでは、本日は、ここまでとさせていただきます。
最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございます!
平和な1日をお過ごし下さい。

尚、現在では、American Vintage Series は廃版となり、
American Original Series 50s Telecaster として、ラインナップされています。
52年ではなく、50年代リイシューモデルの現代版ということだそうです。
こちらも気になります!

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